「いらないものを売りたい!」
メルカリは、とてもシンプルに商品を売り買いできるフリマアプリです。
気軽にできるけれど、商品が売れなくて困っている人も多いのではないでしょうか?
今回は、メルカリの商品が売れない理由と、対処法をご紹介します。
実は、メルカリは基本的なテクニックとちょっとのコツをプラスするだけで、「いいね!」がぐんぐん増えます。
それでは、詳しくみてみましょう。
あなたの商品が売れない理由は?
価格が高すぎる
価格が高すぎる商品は、どんなに状態が良くても、売れずに残ってしまいます。もしあなたが、購入者の立場だったら、どう思うでしょうか?
メルカリで出品されている商品には、相場というものがあります。
「オークファン」というアプリがあるので、一度、相場を調べてみましょう。
「オークファン」とは?
オークファンとは、オークションサイトの落札相場を調べることができる便利なツールです。
使い方もとってもシンプルなので、メルカリ初心者でも簡単に使いこなすことができます。
キーワードを入力すると、過去に取引された落札データを見ることができます。ここで、自分の商品が「どのくらいの値段で売れているのか」をチェックすることができるのです。
現在、オークファンは、初月の利用が無料です。お試しに、一度利用してみることをおすすめします。
メールアドレス、パスワード、決済方法選択を入力後、クレジットカード情報を登録してください。

商品を見てもらえていない
メルカリには、膨大な数の商品が出品されています。もし商品が埋もれてしまっていたら、誰も手にとってはくれませんよね。
商品を見てもらえないページは、いくつか問題点があります。自分のページに当てはまっていないか。チェックしてみてください。
- 写真が暗い、ピントが合っていない
- 価格が高すぎる
- タイトルが適当
- 説明文が書かれていない、情報が少ない
これは、商品を売るための基本的な項目です。しかし、ほとんどの人がおろそかにしてしまっています。
自分のページを見てみて、基本情報がしっかりと記入されているか、チェックしてみましょう。
出品のタイミングが悪い
メルカリは、タイムライン制です。出品のタイミングを間違うと、誰にもみられずに、下へ下へと下がってしまいます。
深夜帯は、起きている人もいるかもしれませんが、大多数の人は寝ていますよね。
サラリーマンは通勤時間、主婦はランチタイムなど、スマートフォンを見る時間を想像してみてください。
商品には、売れるタイミングが必ずあります。商品の購買層をリサーチし、ベストな時間を探してみましょう。
ページが情報不足
トップ画像の写真が綺麗でも、説明欄が空欄だと、ユーザーはページを離れてしまいます。
どんなにトップ画像が綺麗でも、これでは商品が売れません。
「タイトル」「説明文」は、必要最低限の情報を必ず記入してください。箇条書きでもいいので、その商品の魅力をアピールしましょう。
ページの情報量は、売る人間の信頼度に繋がります。どんなものかわからない商品に、ユーザーはお金を支払うでしょうか?
「旬が過ぎた」「マニアックすぎる」商品
流行り物には、旬があります。流行が過ぎてしまうと、商品そのものに価値がなくなってしまうのです。
爆発的にヒットした本は、旬を過ぎるとメルカリに溢れかえります。びっくりするような安さなのに、売れ残っていますよね。
あと「マニアックすぎる」商品も一緒です。マニアにとって価値が高いのはわかりますが、購買層の少なさがネックとなります。
【いいね!が増える】メルカリで商品を売るための対処法12選
前項では、メルカリの商品が売れない理由をピックアップしました。自分の商品ページを見直してみると、様々な問題点が見つかったはずです。
ここでは、メルカリの商品が売れるようになる、対処法をご紹介します。ちょっとのコツを加えるだけなので、誰にでも簡単にできます。
それでは、詳細を見ていきましょう。
1.出品者プロフィールを充実させる
もし商品が売れなかったら、自分のプロフィール欄を確認しましょう。適当に書いていませんか?
プロフィール欄は、「あなたが信用して取引できる相手かどうか」をジャッジするポイントです。情報が足りないと「大丈夫かな?」とユーザーは不安になります。
プロフィール欄は「読みやすさ」「必要な情報を書く」ことが大前提です。ここをしっかりと充実させるだけで、商品は売れやすくなります。
基本的なプロフィール情報を書いたら、以下の情報も書き足してください。これをするだけで、信用度がアップします。
- 喫煙者かどうか
- ペットの有無
- 発送方法の詳細
- 値下げ交渉への対応
- 返品について
あと「めんどくさいプロフィール」はNGです。
- 「プロフ必読」は書かない
- 返品不可はNG
- 独自ルールは避ける
- ネガティブな言葉は書かない
「めんどくさいプロフィール」は、お客さんを逃してしまいます。なるべくシンプルな文章に変えて、売れやすいページを作りましょう。
2.タイトルを変更する
メルカリは画像が重要。
だからといって、タイトルをおろそかにしていませんか?
タイトルには、「商品の基本的な情報」を入れることをおすすめします。
- 商品名
- 品番
- メーカー・ブランド名
- サイズ
- 色
- コンディション
をシンプルにわかりやすく書きましょう。タイトルを書くときは「購入者が検索するときに使うキーワード」を意識してください。
例:【美品】シャネル アイシャドウ 001 新品未使用
【美品】など、記号を使って目立たせるテクニックもおすすめです。
3.商品説明をプラスする
商品説明を書くときは、出来るだけ「詳しく」「丁寧に」がおすすめ。
まずは、必要最低限な情報を商品説明欄に書きます。
- メーカー名
- 商品名
- 色
- サイズ
- コンディション
- 品番
次に、補足情報を説明文に足していきます。商品説明は、詳しければ詳しいほど、売れる確率は高くなります。
- 購入場所
- 使った回数
- 洋服ならサイズ感
- 実際にその商品を使ってよかったこと
- キズがないなど、状態を詳しく書く
ライバル商品の中で、なるべくたくさんの商品説明を詳しく書くことがベストです。
適切な価格の範囲内であれば、少しだけ値段を高くしても大丈夫。商品説明が充実していれば、商品はユーザーの目に留まるはずです。
4.写真を撮り直す
メルカリに商品を出品するときは、写真に力を入れてください。写真が悪ければ、他の部分がよくても、誰も見てくれません。
メルカリで商品を検索すると、写真がずらっと並びますよね。ユーザーは、直感的に「いい写真の商品を選んで、タッチ」します。
メルカリにとって、いい写真の条件をご紹介します。
- 全体が綺麗に写っている
- 明るい写真
- 商品の状態がわかりやすい、素敵な写真
メルカリの写真には色々なテクニックがありますが、シンプルでわかりやすい写真が好まれます。
メルカリで写真を撮るときは、スマートフォンで撮影してください。素人っぽさも、重要なポイントです。
メルカリの写真は1枚目が超重要。色々な角度で何枚も撮影し、ユーザーが目を引く写真を撮ってみましょう。
5.写真を増やす
1枚目の写真が綺麗に撮れたら、様々な角度から商品を撮影してください。メルカリでは、写真を10枚掲載することができます。
商品のいいところを探して、できれば10枚埋めることが理想です。メルカリの写真は、綺麗に撮るだけでなく、商品の情報を伝えることが最重要です。
全体の写真、アップの写真、洋服ならブランドタグを載せるなど、たくさんの情報を撮ることをおすすめします。
もし、コンディションに不安があったら、それも写真に掲載することをおすすめします。きちんと情報を伝えることで、トラブルを未然に防止することができます。
6.適切な価格に設定する
メルカリは、中古商品をお得に買うことができるサイトです。なので、高すぎる商品は、売れ残ってしまいます。
商品には「値段の相場」というものがあります。
例えば、新品で状態のいいiPhoneが100円で販売されていたら、あなたはどう思いますか?きっと「怪しい」と思うはずです。
もし、中古のiPhoneを売りたいと思ったら、メルカリで販売されている「相場」を出してください。相場の値段に近ければ近いほど、売れる確率はアップします。
「オークファン」で相場を調べてみる
では、「iPhone8 65GB」を例に出して、相場をリサーチしてみましょう。
今回は、先ほど紹介した「オークファン」を使用します。
まず、カテゴリに「iPhone8 65GB」とキーワードを打ち込みます。そうすると、「平均価格」がトップに表示されました。
ヤフオク、ラクマなど、オークション別の相場も見ることができますが、まずは全体の価格を知ることからスタートしましょう。
慣れてきたら、さらに深く掘り下げてみよう
全体の相場を調べたら、自分が出品したいiPhoneの詳細をキーワードに足してみてください。容量・カラーなどを加えると、価格が若干変動します。
オークファンでは、下の「価格帯」のボタンを押すと、このような画面に移動します。落札価格帯がグラフ化されているので、大きな判断材料となります。

オークファンには、様々な機能がたくさん搭載されています。様々なデータを元に、販売に役立ててみてください。
7.値引き交渉に応じる
「メルカリの値引き交渉はしない!」これでは、商品は売れません。
メルカリでは、値引き交渉が当たり前になっています。なので、積極的に活用することをおすすめします。
メルカリで値引き交渉をされるということは、出品している商品が「相場より高い」 ということです。逆に、値引きを見越して、ちょっと高い価格設定にしているユーザーもいます。
もし、値引き金額が安すぎると思っても、すぐに断らないでください。「設定した金額」と「相手が希望している金額」の真ん中ぐらいの金額を提示してみましょう。
価格交渉が苦手という人はたくさんいます。このテクニックを使って、お互い気持ちのいい取引をしましょう。
8.送料を見直す
メルカリは、「送料込み」が当たり前。「送料別」の商品は、ほぼ売れないと思ってください。
日本には、クロネコヤマト、郵便局など、様々な配送業者がいます。住んでいる地域や配送業者、商品の大きさで、価格はそれぞれ大きく変わってきます。
メルカリは、とてもシンプルなやり取りで、商品を売買することができる工夫が詰まっています。
しかし、送料別にしてしまうと、やることが増えて、相手に負荷を与えてしまいます。
もし同じ値段と状態のiPhoneが2つ並んでいたら、あなたは送料別の商品を選びますか?
9.再出品してみる
メルカリの商品が1週間以上売れなかったら、「再出品」してみましょう。
メルカリのシステムは、タイムライン方式になっています。
つまり、一番新しい商品が上にあり、古いものは、どんどん下に表示される仕組みになっているのです。
メルカリで商品が売れないと思ったら、まず「再出品」してみることをおすすめします。タイトルを変えなくても、写真を増やさなくても、これだけで売れてしまうかもしれません。
10.季節や売れる時間帯をリサーチ
あなたは、夏に厚手のコートを購入しますか?
冬に水着を買おうと思いますか?
商品には、売りやすい季節と売れにくい季節があります。ここをきちんとリサーチすれば、いつもの値段より、もっと高く売ることができます。
次に、商品を買いそうなユーザー層が、何時にメルカリを見るかを想像してみてください。
例えば、仕事から帰る時間、ランチタイムなどがおすすめです。朝の通勤時間を狙う人もいます。
商品が売れる季節、売れる時間に出品すれば、商品を購入したいと思っている人の目に留まります。何度か再出品を繰り返し、データを集めるのもいいかもしれません。
11.発送までの日数を短くする
メルカリは、コンビニでの発送に対応しています。24時間、いつでも発送することが可能です。
商品を購入したら、なるべく早く手に入れたいですよね。メルカリで商品を売りたいのなら「なるべく発送までの日数を短く」しましょう。
もし、商品を売れやすくしたいのならば、商品説明に「即日発送が可能」と追記してください。
なるべくユーザーの気持ちに沿うことがポイントです。
12.コメントに返信する
あなたは、態度の悪いショップの店員から商品を買いますか?メルカリのコメントは、あなたがオープンしているお店のイメージになります。
もし商品にコメントがあったら、丁寧にスピーディに返事を返しましょう。まず「コメントありがとうございます」と感謝の言葉を添えると、印象がアップします。
もし、都合でコメントが遅れてしまったら「コメントが遅れてすみません」と伝えましょう。誠実に対応すれば、気持ちのいい取引をすることができます。
メルカリのコツを紹介
メルカリには、色々な売るためのコツが存在します。
12個の対処法を実践したら、この方法を加えてみましょう。
メルカリは「個人商店」です。より充実したサービスが提供できるかが、売れるポイントとなります。
12個の対処法にトライしても商品が売れなかったら、プラスアルファでコツを試してみてください。
それでは、コツを見ていきましょう。
梱包は丁寧に
メルカリで商品を売るときは、梱包をしっかりとしましょう。自分で投資として、梱包グッズを購入しているユーザーもいるようです。
特に「割れ物」「化粧品」などは、ユーザーの満足度に繋がります。運搬中にトラブルが怒ったら、クレームの対象になってしまいますよね。
ここでは、売る人も買う人も満足度がアップする梱包のテクニックをご紹介します。
通販の梱包材を再利用する
通販を利用すると、商品が梱包材に包まれています。この梱包材を捨てずに、オークションに再利用しましょう。
メルカリを本格的に実践している人は、プチプチなど梱包材を購入している人がいます。しかし、それでは売り上げが減ってしまいますよね。
梱包材は、捨てると大量のゴミになってしまいます。それを再利用することで、自分も購入者の満足度もアップします。
大手通販会社の梱包方法は、様々な工夫が詰まっています。これを例にして、真似してみるのもおすすめです。
新聞紙を利用する
新聞紙は、梱包材の代わりになります。それだけでなく、様々な使い方ができるので、ぜひ利用してみてください。
箱のサイズを選んだら、商品を真ん中に置きます。その周りを新聞紙で埋めると、商品が箱の中で移動するのを防いでくれます。
食器など、割れやすい商品は特に注意が必要です。メルカリの商品は、替わりがきかないので、破損はトラブルの原因になります。
手紙・一言カードを添える
ここで、上級者テクニックをご紹介します。
メルカリ上級者は、小さなカードに一言手紙を添えます。自作のアクセサリーをメルカリで販売している人は、オリジナルのショップカードが同封されていることも。
100均で購入したカードなど、紙にこだわる必要はありません。「購入ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えましょう。
一言手書きのカードを添えることで、購入者の満足度はぐんとアップします。本格的にメルカリで商品を売りたいと思っている人は、小さなカードを同封することをお勧めします。
背景をカラフルにする
メルカリは、写真が命。ユーザーは、ありとあらゆるテクニックを使って、商品を目立たせようとしています。
白い背景は、写真を明るくし、商品を引き立たせくれます。今回は、このテクニックをさらに高めていきましょう。
明るめのブルーやピンクを背景にすると、たくさんの写真の中で、写真を目立たせることができます。
商品とのバランスを調節すれば、写真そのものをオシャレに彩ることが可能です。
しかし、強すぎる色味は要注意。あくまで商品を引き立たせる、バランスのいいカラーがおすすめです。
レンスポンスは早めに
レスポンスが遅いと、せっかく買おうと思って訪れた客を、逃してしまいます。質問があったら、なるべく早く丁寧に返事をしましょう。
コメント欄に質問があったら、どんな質問でも「親切、丁寧に」がポイントです。ここでの対応も、ページの信用度に繋がります。
ユーザーの中には、極端な値引きや、失礼な質問をする人がいます。イライラしますが、そういう人ほど、「ありがとうございます」と丁寧に対応しましょう。
その対応を見て、他のユーザーが購入してくれるかもしれません。
返信の遅さや、対応の悪さは、相手に不快な印象を与えてしまいます。レスポンスはなるべく早く、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
「相手の立場に立つ」ことが大事!
メルカリでは、「相手の立場に立って想像力を働かせる」ことが大事です。
売るための対処法をリスト化したので、参考にしてみてください。
- 「写真」「タイトル」「説明文」に商品の基本情報を埋め込む
- 価格の相場を調査し、売れる価格で販売する
- 「コメント」「値下げ交渉」に対応し、イメージアップを測る
- 基本情報はもちろん、購入者目線のサービスを充実させる
商品が売れないのには、必ず理由があります。リストを参考にして、自分のページを埋めてみましょう。
今回ご紹介した12個の対処法は、ちょっとプラスするだけ。シンプルで簡単なので、誰にでも実践することができます。
商品の「いいね!」が増え始めたら、対処法の効果があった証拠です。
ページ充実させて、売れなかった商品を、魅力的なものに変えましょう。