「メルカリ転売でもっと売り上げをアップしたい!」
「アカウント別に商品を出品したい!」
アカウントを複数作ることができれば、自分の店舗をカスタマイズすることができますよね。今回は、複数アカウントを安全に作る方法をご紹介します。
複数アカウントは、トラブルなども多く注意が必要です。複数アカウントのメリット、注意点を知り、もっとも安全な方法で複数アカウントを作ってみましょう。
メルカリの複数アカウントの作り方は?

メルカリは、どのようにして複数アカウントを作るのでしょうか?
メルカリの複数アカウントの作り方は、7つあります。
- 登録情報を分ける
- 端末を複数用意する
- 期間を開ける
- 招待コードの入力は避ける
- 同じ回線・同じパソコン端末から利用しない
- アカウントを購入する
- 外注先の人からアカウントを借りる
以上の内容を詳しく説明していきますね。
①登録情報を分ける
メルカリのアカウントを複数持ちたい場合は、登録情報を分けましょう。アカウントが2つほしい場合は、登録情報も2つ必要になります。
分けてほしい登録情報は、
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 銀行口座
- メールアドレス
- パスワード
登録情報は、「メルカリに使用したことがない情報」であることが前提です。一度使用した情報だと、アカウントが紐付けされてしまう恐れがあります。
「自宅と実家の住所を使う」「銀行口座を2つ用意する」など、さまざまな方法があります。しかし、銀行口座と使用している住所が一致しないと、売上金を引き出すことができません。
登録情報を分けるテクニックは、
- 苗字は漢字のまま、名前はひらがなに変えて、氏名を2つ作る
- 住所は、自宅と実家で分ける
- 電話番号は、携帯電話、実家の固定電話で分ける
- 銀行口座は、銀行別に通帳を作り、2つに分ける
メールアドレス、パスワードもそれぞれ別のものが必要です。少しでもミスをすると、突然アカウントが停止してしまうかもしれません。
手間と時間がかかり、ハイリスクであることを知っておきましょう。
②端末を複数用意する
登録情報と同じで、アカウントごとに別々の端末が必要になります。2つアカウント作るのであれば、2つの端末が必要です。
アカウント分の端末が必要となると、維持費や購入にコストがかかります。端末を用意するやり方は、この2つです。
- 格安スマホを使用する
- 回線が別のSIMカードを用意する
2つのアカウントを作るには、格安スマホが2台必要です。中古やオークションなどで、格安スマホを入手しましょう。
次に、各スマートフォンに割り当てる格安SIMを契約しましょう。別ルートから格安スマホを入手した場合は、端末に合う格安SIMが必要になります。
端末を複数用意する場合は、それぞれ別の登録情報が必要です。2台のスマートフォンの情報が合致しないようにする必要があります。
端末を複数用意するテクニックを紹介しましたが、メルカリは別端末での複数アカウントの作成を禁止しています。このことを頭の隅に留めておく必要があります。
③期間を開ける
複数アカウントを1個作成したら、次のアカウントを作成する前に期間を開けましょう。
メルカリがどのようなシステムで管理しているかわかりませんが、同じ期間に同じような情報が登録されたら「怪しい」と思われてしまう可能性が。
家族にアカウントを借りると、他の情報は全く違いますが住所は同じです。メルカリに目をつけられる可能性は、十分にあります。
複数アカウント作成に成功しても、使用しているうちに突然アカウント停止になる可能性が。同じ住所を使用する場合は、大事をとって期間を開けることをおすすめします。
④招待コードの入力は避ける

メルカリには、友人を招待したボーナスに、ポイントがもらえるシステムがあります。招待をした人も、された人も同じポイントがもらえます。
このサービスは、メルカリの会員数を増やすためのものなので、招待の上限がありません。複製した端末から無限のポイントを生み出すことができます。
SNSでは、ポイントが欲しいという心理を悪用した詐欺が流行しました。
複数アカウントを使ってのポイント獲得は、メルカリの規約違反になります。アカウントを複数作成したら、招待コードの入力は避けましょう。
⑤同じ回線(IP)から利用しない
メルカリは、スマートフォン、タブレットはもちろん、PCからの利用が可能です。他の端末を使用すれば、スマートフォンを2台用意しなくても大丈夫そうですよね?
しかし、メルカリはログイン時のネット回線(IPアドレス)をしっかり記録しています。端末を2台別々の登録情報を入力したとしても、ここでバレてしまうのです。
家族の情報をうまく使って、スマホとパソコンを上手に使い分けたとします。しかし、出品などの怪しい動きを察知して、IPアドレスを調べられたら一発でアウトです。
⑥アカウントを購入する
アカウントを複数作りたいのならば、ヤフオクでアカウントを購入する方法があります。しかし、アカウント売買は法律上禁止されています。
アカウントの売買業者が逮捕される事件などもあり、注意が必要です。この事件により、メルカリのアカウント管理はより厳しくなってしまいました。
アカウントの売買は、特殊詐欺などに悪用されることもあります。大きなトラブルに巻き込まれる危険性があるので、あまりおすすめできません。
⑦外注先の人からアカウントを借りる
クラウドソーシングサービスを利用して作業を外注化している方は、外注さんからアカウントを借りる方法があります。しかし、関係性がしっかり出来上がっていないと、売上金を持ち逃げされてしまいます。
外注先の人にアカウントを借りるには、以下の作業が必要です。
- クレジットカード情報を借りる
- 売上金を持ち逃げしないように、身分証を預かる
クラウドワークスは、リモートのお仕事がほとんどです。それを考えると、この2つは現実的ではありませんよね。せっかく築き上げてきた関係を、壊してしまう可能性があります。
関係性をキープしながら外注さんにお願いする場合は、こまめに売上金の出金を行うなど、対策が必要です。
複数アカウントのメリットは?
ここでは、複数アカウントのメリットを説明します。
- 商品が目に留まりやすくなる
- 商品をカテゴリ分けできる
- アカウントごとにキャンペーンが使える
- アカウント停止のリスクが減る
複数アカウントを作れば、自分のページが多くの人の目にとまります。より商品がユーザーの目にとまり、商品が売れやすくなるのです。
メリットを見ると、複数アカウントを作成する理由が理解できます。それでは、詳しく見ていきましょう。
①商品が目に留まりやすくなる
1台のiPhoneがあります。2つのアカウントに出品をすると、どうなるでしょうか?
- 1台のiPhoneでも、別々のアカウントに出品することでページを2つ作成できる。
- 2つのページで商品が掲載されているので、人の目に留まる数は2倍になる。
- 新着のページに、商品をアカウント毎2つ掲載することができるので商品が売れやすい。
メルカリで転売を行なっている人にとって、かなりおいしい状況ですよね。「2倍広告を出すことができる」ので、商品が目に留まりやすくなります。
②商品をカテゴリ分けできる
メルカリは個人商店です。もし、同じ店舗にiPhoneとスニーカーが売られていたらどう思いますか?アカウントが複数あれば、商品カテゴリごとに店舗(ページ)を作ることができます。
iPhoneならiPhone、スニーカーなら他のファッションアイテムなど、統一された環境の方が見栄えがいいですよね?
商品がバラバラな店舗よりも、スタイリッシュで統一感のある店舗の方が高級感があります。アカウントが多ければ多いほど、売れる工夫が組み込めるのです。
③アカウントごとにキャンペーンが使える

メルカリでは毎回キャンペーンが行われており、お得なクーポンが随時配布されています。しかし、これはひとり1回までしか使用できません。
アカウントが2つあれば、1枚しかもらうことがでないクーポンを2枚もらうことができます。
メルカリ転売ユーザーは、メルカリで安く仕入れをし、高く販売しています。2枚クーポンがあれば、どちらでも使用が可能ですよね?キャンペーンは随時更新されており、クーポン分の利益アップが見込めるのです。
④アカウント停止のリスクが減る
もしアカウントが停止になったら、商品を販売することができなくなります。大量に仕入れた在庫だけが残り、売る場所がなくなってしまいます。
アカウントが2つあれば、アカウント停止になっても安心です。アカウント停止の逃げ道を用意することで、運営リスクを低下させることができます。
メルカリにバレるとどうなる?アカウント作成の注意点

メルカリは、そもそも複数アカウントを持つことを禁止しています。バレた場合、どうなるのでしょうか?
- アカウント無期限停止・退会処分
- 売上金を没収される
- 逮捕される
- 複数アカウントを持つことは禁止されている
かなり厳しいペナルティが待っています。それでは、詳しい内容を見てみましょう。
①アカウント無期限停止・退会処分
もし、複数アカウントがメルカリにバレたらどうなるのでしょうか?
まず、メルカリから、「利用規約違反により、アカウントを無期限に制限する」と言うメッセージがきます。
出品、購入、コメントのやりとりができなくなり、アカウントが停止します。複数アカウントでの不正が発見された場合、アカウント無期限停止、退会処分など、厳しいペナルティが課せられます。
もし身に覚えのないメッセージであれば、メルカリに返信し誤解を解く必要があります。家族同士で同じ登録情報を使用してしまい、うっかり規約違反をしてしまう場合もあるからです。
これだけでもかなりのダメージですが、これだけでは終わりません。
②売上金を没収される
アカウントが無期限停止になると、今までの売上金はどうなるのでしょうか?
- 無期限利用停止→売上金は強制振込、取引中のものも完了するまで無事
- 強制退会→売上金没収
複数アカウントがバレると、どんな理由があろうと強制退会になります。今まで稼いだ売上金は、全てメルカリ事務局に没収されてしまいます。
不正をして稼いだお金なので、どうあがいてもお金は戻ってきません。複数アカウントの作成は、ハイリスクローリターンであることが見えてきましたね。
③逮捕される
複数アカウントがバレると、メルカリを強制退会させられます。それだけでなく、売上金も全額没収されるので、とてもハイリスクであることがわかりました。
なぜこれほどにまで処分が厳しいのか?それは、メルカリのアカウントを巡る犯罪事件が起こっているからなのです。
三重県では、アカウントを複製して販売したとして、男性と女性2人が逮捕されています。なんとアカウントの不正で得た金額は8500万円。複製アカウントは、偽ブランドの販売に利用されていたようです。
信用している友人に「メルカリのアカウントを貸して欲しい」と言われたら、あなたはどうしますか?軽い気持ちで貸したことで、犯罪に巻き込まれる可能性があります。
もしメルカリを利用していなかったとしても、安易に貸すことは辞めておきましょう。
④複数アカウントを持つことは禁止されている
メルカリが複数アカウントを禁止する理由は、「悪用されること」がほとんどだから。お金のやりとりがあるので、銀行と同じだと考えてください。
現在、メルカリでは電子マネーのサービスもスタートしています。メルカリが銀行だと考えると、セキュリティに関する期待の考え方が変わるでしょう。
メルカリは、「複数アカウントを持つことは規約違反」だと、ユーザーに禁止を呼びかけています。モラルにも反しているので、注意が必要です。
複数アカウントが禁止されている理由は?
先ほどちらっと紹介をしましたが、メルカリでアカウントの複製が禁止されているのには、理由があります。
- 不正な評価を防ぐ
- 他のアカウントへの嫌がらせ防止
- ポイントの不正利用を防ぐ
それでは、詳しく見ていきましょう。
①不正な評価を防ぐ
もし、あなたが2つのアカウントを持っているとします。商品を売るために、どんなことをしますか?
私なら
- アカウント同士で商品を購入し合い、いい評価をつける
- 良いコメントをして、売り上げをアップさせる
- 架空の取引を繰り返し、取引回数を水増しする
他にも、色々なテクニックを駆使し評価をアップすると思います。
メルカリユーザーは評価の高い業者から商品を購入しますよね?偽ブランドばかりの店舗だったとしても、評価が高かったら信用して購入してしまうはずです。
不正な評価ができるようになると、メルカリを使用しているユーザーに害が及びます。安心してメルカリを使用してもらうために、不正を未然に防いでいるのです。
②他のアカウントへの嫌がらせ防止
他のアカウントに嫌がらせをすると、メルカリ事務局から警告が来ます。最悪、アカウントの無期限停止などのペナルティが課せられます。
しかし、犠牲にしてもいいアカウントを持っていたら、ライバル店舗に嫌がらせし放題ですよね。悪い評価をして、信用を落とすこともできます。
メルカリを利用するときは、お互いに気持ちよく取引をしたいですよね。この理由から、メルカリはユーザーのアカウントをきっちり監視しているのです。
③ポイントの不正利用を防ぐ
メルカリは、2つ以上アカウントを持っていると、ポイントを水増しすることができます。これは、招待コードの項目で詳しく説明しました。
2019年3月から、1ヶ月に獲得できるポイントの上限が3000ポイントに引き下げられました。複数アカウントを持っていても、大きな金額を得ることはできません。
家族でメルカリを使用していると、アカウントを複数持っている状況と同じアクションができます。家族間で招待コードを送り合い、ポイントを不正に獲得することが可能になりますよね。
家族間なら、クレジットカードのシェアも安心して行うことができます。友人に情報を借りるより、安全な方法でしょう。
次は、誰からアカウントを借りるのが安全か?について説明していきます。
【もっとも安全?】家族や友人のアカウントを借りる

複数アカウントを作成するには、どの方法がもっとも安全で現実的なのでしょうか?やはり「家族や友人にアカウントを借りる」が一番だと思います。
しかし、メルカリではお金のやりとりがあるため、あまり強引にならないようにしましょう。トラブルの原因になる恐れがあり、信頼関係に影響がある?
以下で詳しく説明していきます。
アカウント貸しのデメリットを説明
この項目では、アカウントを貸すデメリットを3つ説明します。
メルカリの名義を他人に貸してしまうと、
- 個人情報のトラブル
- クレジット払いのトラブル
- 発送方法トラブル
- クレジットカード利用停止
などのアクシデントが予想されます。ひとつひとつ、デメリットを確認していきましょう。
個人情報のトラブル
複数のアカウントを複製するには、家族や友人に頼むことがもっとも安全だと言われています。しかし、メルカリのアカウントを他人に貸すこと自体が規約違反なのです。
メルカリのアカウントを複製するには、
- クレジットカード情報
- メールアドレス
- 銀行口座
これを全てシェアしなければなりません。信頼している友人だとしても、不正利用されるリスクがありますよね?
以上の3つをシェアしたことにより、アカウントを借りた友人・家族に迷惑がかかるかもしれません。続きを見ていきましょう。
クレジット払いのトラブル
メルカリには、色々な支払方法があります。支払方法を「クレジット払い」にしてしまうと、どんなことが起こるのでしょうか?
ここでは、アカウントを友人に貸した場合にを例にして紹介します。トラブルはこの2つで
- 友人のクレジットカードに請求が来てしまう
- 友人の住所に商品が届いてしまう
メルカリのアカウントを作成するには、「クレジットカード情報」と「クレジットカードに登録されている住所」が必要です。このことにより、上記のトラブルが発生してしまいます。
取引方法は、一度支払方法を選択してしまうと、取り消しや変更をすることができません。商品の転送、お金の送金など、やりとりをするのが非常に面倒ですよね?
もし、友人から名義を借りたいのならば「現金払い」を確実に選択しましょう。
発送方法トラブル
メルカリには、商品を発送する際に「らくらくメルカリ便」というサービスがあります。匿名で商品を発送することができるので、非常に便利です。
メルカリには、様々な発送方法があります。「らくらくメルカリ便」はとても便利なのですが、他の発送方法の方が安い場合もあります。
「らくらくメルカリ便」以外の発送方法を選択してしまうと、名前、住所などが相手に通知されてしまいます。アカウントを借りた人の個人情報を、うっかり他人に教えてしまうことになります。
クレジットカード利用停止
クレジットカードを契約できないお子さんのために、親がクレジットカードを貸している場合があります。
しかし、クレジットカード会社は、契約者以外の利用を禁止しています。例え、家族同士であっても、クレジットカードの共有はNGです。
もし、クレジット会社に不正利用が見つかってしまったら、貸した友人、家族のカードが利用停止になってしまいます。
家族間で複数アカウントを作るということは、クレジットカード情報を他人に貸すことを意味します。メルカリ、クレジットカード会社の規約にダブルで違反することになるのです。
【結論】メルカリでの複数アカウントはおすすめできない
結論から言うと、メルカリでの複数アカウント作成はあまりおすすめできません。
- 複数アカウントを作る手間やリスクに対して、メリットが少ない
- 複数アカウントがバレてしまうと、全額売り上げを没収される
- 家族や友人、外注さんに情報を借りると、迷惑を書けてしまう
- クレジットカードを不正利用される、使用できなくなる
- メルカリを永久に使用できなくなる
メリットも多少ありますが、デメリットの方がはるかに上回っていますよね。
複数アカウントはハイリスクローリターンだということがわかりました。複数アカウントの作成は、メルカリだけでなく、クレジットカード会社の規約にも違反してしまうことを覚えておきましょう。
商品が売れない?別の方法で解決しよう
メルカリには、気持ちよくサービスを利用できる工夫が詰まっています。クーポンやキャンペーンを有効利用し、正しく利用しましょう。
しかし、ユーザーの増加により「商品が売れない」「商品が見てもらえない」という悩みが増えています。複数アカウントを作成しようとしている方も、同じ悩みなはず。
メルカリには、売れない商品を売る方法がいくらでもあります。まずはこの方法を試して見てください。
>>いいね!が増える【最新版】メルカリで商品が売れない時の対処法12選